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『ひのきづくしの家』サイエンスホームのひのきに囲まれた空間で豊かな生活を送ろう

2023/05/24

『ひのきづくしの家』サイエンスホームのひのきに囲まれた空間で豊かな生活を送ろう

注文住宅のサイエンスホームは静岡県浜松市を中心として、全国に約120の店舗、約110の展示場を構える住宅会社です。サイエンスホームの注文住宅は、現代の住宅ではあまり見かけない、柱や梁が現しになった「真壁づくり」の木の家。戦前戦後まで日本の家は、ほとんどが真壁づくりでした。先人たちが日本の気候風土に合わせて創り上げた技術には、暮らしの知恵が詰まっています。日本人に合う、日本古来の暮らしを現代でも通用させるために、サイエンスホームは立ち上げられました。サイエンスホームは、「懐かしいのに新しい」「誰もがホッとする」そんな斬新で癒される注文住宅の木の家を、日本全国へ提供し続けています。

今回は、木の王様ひのきについてご紹介します。
誰しも一度は聞いたことがあり、身近にあるひのき。
古くから構造材などで使われてきて、日本に深くかかわってきたひのき。
でも、なぜひのきが選ばれ現在も使われているのか、サイエンスホームがひのきを使う訳をひも解いていきましょう。

ひのきの特徴

強度・耐久性
ひのきは建築木材の中でもかなり高いレベルの耐久性を持っています。 ひのきが伐採されてから強度を増していくのですが、一番強度が強くなるには何日かかると思いますか?

実はひのきは伐採されてから徐々に強度が増していき200年でピークになります。その後、1000年かけて伐採された時と同じ強度に戻っていくのです。
日本最古の木造建築、法隆寺の5重の塔はひのきで作られ、1300年経った今も現存しています。ひのきはしなりがあり、地震の揺れや重い荷重を耐える力が高いです。そのため地震大国と呼ばれているこの日本でも崩壊せず残っていることから、高い強度が証明されています。
これだけ強いひのきを柱、梁、土台などの構造材として使うことによって、長持ちして強度の高い家を建てることが出来るのです。住環境だけでなく心も豊かになり、安心・安全に過ごせる家を建てられるのがひのきなのです。

リラックス効果
ひのきの家に入った瞬間いい香りだなと思ったことはありませんか?
ひのきは香りを放っています。この香りは「フィトンチッド」と呼ばれる、精神を落ち着かせてリラックス効果がある成分です。さらに、血圧低下や脈拍の乱れの減少、快眠などの多くの効果をもたらせてくれます。
人は一生の中の1/3が睡眠時間と言われています。その睡眠の質を、ひのきが持つフィトンチッドにより格段に向上させます。
他にも森林浴の効果があり、自宅で自然の癒しを感じることが出来ます。今ではひのきの精油を含んだ芳香剤やミストが市販でも売られており、ひのきのリラックス効果をより身近に感じられます。

抗菌・防虫効果
昔からひのきの家に住むと風邪をひかないなどの言い伝えがあります。
これはひのきの「ヒノキオール」という成分が作用して、病原菌に対して殺菌作用があることが確認されています。それに加えて木材の天敵「シロアリ」や「ダニ」などに有効で防虫効果を持っています。
高級なお寿司屋さんなどでひのきのまな板やカウンターなどに使われており、細菌の繫殖を抑えて腐敗から守る力を持っています。菌が繁殖しづらいためインフルエンザやコロナにも有効とされています。
これらから、ひのきの家に住むと風邪をひかないと言われてきた訳がわかりますね。

調湿効果・耐水性
日本は多湿な国であり、夏場は蒸し暑く冬場は乾燥して過ごしづらいなと感じることも多いのではないでしょうか。
ひのきには部屋の湿度が高い状態であれば水分を吸収し、逆に湿度が低い場合だと水分を放出する働きがあるのです。その働きにより1年中約40%~約60%に調湿され、カビやダニが死滅し菌の繁殖を抑える働きがあります。
ひのきの柱1本で水分をどのくらい吸収すると思いますか?

実は柱1本でコップ10杯、約2Lの水分を吸収することができ、木造住宅には柱が多くあるのでかなりの湿気を吸ってくれます。吸った多くの水分を中に留めておき、乾燥した時にその水分を空気中に放出し湿度を保ってくれます。
木材のイメージとして木は水に弱いのかな?と思われる方も多いと思います。しかし、木材は私たちの想像より水に強いと言えます。その中でもひのきは水に強く、ひのき風呂など日本では昔から親しまれています。

防臭効果
ひのきには汗臭やペットの臭いなど匂いを消してくれる効果があります。
アンモニア臭のようなツンッと鼻にくる刺激臭も、ひのきの香りで中和するのではなく、匂いの元から消して原因から除去してくれます。
室内で洗濯物を干し、うまく乾かない時に残る生乾き臭が嫌だなぁなんて経験したことはありませんか?そんな生乾き臭も抑制できて、花粉や梅雨の時期などでも室内で洗濯物を干しても匂いに困らない環境が、ひのきの力によって可能になります。サイエンスホームではそんなひのきをふんだんに使い、家全体で防臭効果を得ることが出来ます。

見た目・触り心地
ひのきの表面は美しい木目が特徴です。とても高級感があり、光沢のある見た目は人気がある理由の一つです。
表面は時間が経つにつれ、艶や味のような風味が現れてきます。サイエンスホームでは、真壁造りという柱や梁が見えていて、日々の経年変化を実感できます。
ひのきは加工すると表面が非常に滑らかになり、触りたくなる質感です。ひのきのフローリングを素足で歩くと気持ちの良いものです。
木は人と一緒で全く同じものなど一つも無く、節や傷があり個体差があるのも木の魅力です。展示場に来た際はぜひ触れて実感してみてください。

ひのきで気になる点

費用が割高
ひのきは他の木材と比べると価格が高いです。上記で説明したように、ひのきには素晴らしい特徴が多くあります。日本でも最高材質として取り扱われており、木の成育時間も長く手入れや扱いも難しいため割高になる傾向になっています。
その分、他の木より強度が高く、抗菌・消臭やリラックスを得られ、安心で安全な家を建てられます。

柔らかい材料
ひのきは柔らかくフローリングなどの床材で使用すると、椅子や机などで簡単に傷がついてしまう事があります。しかし、傷が付いてしまっても、それが味となり、さらに愛着が湧く家になります。
柔らかいのは決して悪いことではなく、クッション性があり床材で使うと足や腰への負担が軽減され、赤ちゃんからお年寄りまですべての方が、安心して過ごすことが出来ます。

まとめ

この記事では、ひのきの特徴や気になる点をお伝えしました。
ひのきは構造材として優秀であり、リラックス効果など生活を豊かにする力があるのです。身近にあったひのきがこれだけ多くの特徴があり、人、家と深く関わってきたのです。
そんなひのきをふんだんに使っているサイエンスホームの展示場へぜひお越しいただき、リラックス効果など体感してみてはいかがでしょうか。

この記事は私が書きました

サイエンスホーム浜松店 コーディネーター柴田百香

こんにちは。サイエンスホーム浜松店でコーディネーターをしている柴田です。大学でインテリアデザインを学び、見た目で惹かれる住宅会社を探して就職活動をしていました。圧倒的に他と雰囲気が異なるサイエンスホームは、柱と梁の直線が美しく、和風から洋風まで多種多様なデザインで造られていてとても魅力を感じました。サイエンスホームに入社し、真壁づくりや外張り断熱など、サイエンスホームで採用している構造や技術を学ぶ中で、デザインに劣ることのない性能の高さを知り、また更にサイエンスホームが好きになりました。
見た目で興味を持たれるお客様が大半ですが、それ以上に暮らして満足する秘密がたくさん隠れています。ぜひ一度展示場や見学会、イベントにお越しいただき、サイエンスホームの魅力を体感してください。

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