COLUMN

instagram
SH浜松
instagram
SHペット

COLUMNコラム

  • science home
  • Column
  • 木の家におすすめの外張り断熱とは?浜松市で注文住宅を建てる方は必見!断熱方法の違いご存知でしょうか?
CATEGORY

木の家におすすめの外張り断熱とは?浜松市で注文住宅を建てる方は必見!断熱方法の違いご存知でしょうか?

2023/09/25

木の家におすすめの外張り断熱とは?浜松市で注文住宅を建てる方は必見!断熱方法の違いご存知でしょうか?

注文住宅のサイエンスホームは静岡県浜松市を中心として、全国に約120の店舗、約110の展示場を構える住宅会社です。サイエンスホームの注文住宅は、現代の住宅ではあまり見かけない、柱や梁が現しになった「真壁づくり」の木の家。戦前戦後まで日本の家は、ほとんどが真壁づくりでした。先人たちが日本の気候風土に合わせて創り上げた技術には、暮らしの知恵が詰まっています。日本人に合う、日本古来の暮らしを現代でも通用させるために、サイエンスホームは立ち上げられました。サイエンスホームは、「懐かしいのに新しい」「誰もがホッとする」そんな斬新で癒される注文住宅の木の家を、日本全国へ提供し続けています。 --

住宅を建築する上で大切なポイントの一つが断熱方法です!
木造建築においても断熱方法は重要な役割をもっています。
夏涼しく、冬は暖かさを保つ事は住む人の健康にも大きくかかわり、冷暖房を使用した際も、断熱効果によって電気代を節約することができます。
また断熱は住宅の寿命にも関わってくるので、しっかり把握して断熱方法を選びましょう。

木造住宅の断熱性

「木造住宅って寒さに弱い?」そう思われる方も多いのではないでしょうか。
木造住宅だから断熱性が低く、寒さに弱いとは限りません。
むしろ熱伝導率の低い"木"でできている木造住宅は、本来は寒さに弱いわけではないはずなのです。
しかし木造建築は、使用する木材の壁が薄い事が多いため、木材だけでは断熱性が優れているとは言えないのが実情です。
ですので、"断熱材"を使用した断熱方法が重要になってきます。
それでは、木造住宅の断熱方法について詳しく見ていきましょう。

外断熱と内断熱(充填断熱)

木造住宅の断熱工法は、大きく分けて二つの工法に分かれます。

・外断熱
外断熱とは、住宅の構造体の外側に断熱材(パネルやボード状の素材)を隙間なく貼り、家全体をまるごと
断熱材で包む工法です。住宅の外側から熱を調整するので、外断熱と呼ばれます。

・内断熱
一方内断熱は、柱などの家の構造材の隙間に断熱材を詰める工法で、古くから住宅の断熱に用いられる一般的な工法です。住宅の構造部材の内側から断熱するので内断熱と呼ばれます。
断熱材には、繊維系の素材(グラスウール、ロックウール、セルロースファイバーなど)が使用されることが多いです。

外断熱のメリットとデメリット

・外断熱のメリット
外断熱の注目ポイントは、結露の発生を防ぐことができる点です。
結露は、内側と外側の温度差が大きくなる事で発生します。
外断熱は隙間なく断熱材で家を包み込むので、外気を防ぎ、内側と外側の温度差を小さくしてくれるので、結露の発生を抑えられるのです。
家の中に外気を入り込ませないため、まるで水筒の魔法瓶のような効果があり、冬場・夏場でも部屋の温度や湿度を一定に保つことができます。

・外断熱のデメリット
外断熱のデメリットは施工できる業者が少ないため、費用が高くなる傾向があります。
さらに、内断熱を採用している住宅の方が多いため、外断熱で施工できる業者が少ないという点も注意しましょう。

・内断熱のメリット
内断熱は施工業者が多いという点が安心できるポイントの一つでしょう。
さらに外壁に断熱を貼らないため、外壁が厚くなりにくいです。
狭い土地でも対応しやすく、建物デザインに影響が少なくなります。
施工費が高くない点もメリットです。

・内断熱のデメリット
内断熱は、気密性が低くなる可能性があることがデメリットです。
建物全体をカバーしていないため、どうしても空間(隙間)ができてしまいます。
そのため、結露が発生しやすいという点には十分注意しましょう。

木の家には外張断熱をおすすめします。

内断熱にもメリットがあり、外断熱にもデメリットがありますが、とても大切なポイントがあります。
それは、"内部結露"の可能性を外断熱の方が防ぐことができる点です。

木材を腐らせる"内部結露"に注意しましょう。

みなさん、大事な住宅をどんどん劣化させていく内部結露をご存知ですしょうか?
あまり知られていないのですが、住宅の土台や構造部分を腐らせるかなり怖いものです。
構造部材である柱の腐食が進んでしまうと、建物が弱くなってしまいます。
建物の強度が低くなると、地震などの災害にも弱くなってしまいます。
最初がいくら強い建物でも、年月が経ち弱くなってしまっては不安になりますよね。
大切な住宅を守るために恐ろしい内部結露の事を知って頂きたいと思います。

木の内で内部結露の発生する原因

結露は温度差があるところに発生することはご存知だと思います。
住宅も内側と外側の気温差ができることで結露が発生してしまいます。
内断熱の場合、外側からの冷気が建物構造体まで到達してしまい、さらに断熱材に隙間ができてしまうことで柱や土台などに結露ができてしまう事があります。

・内部結露の対策をしないとどうなるの?
結露の恐ろしいところは、木材がその水分を吸収してしまい、木を腐らせる菌が繁殖する条件を満たしてしまう点です。
酸素・栄養・水分この3要素がそろってしまうと、菌やカビ、ダニなどが増えてしまいます。
菌の繁殖を抑制する処理をした木材を使う施工会社がほとんどですが、その処理も年数がたつにつれて落ちていきます。
そのため、何十年も住むことになると、「気づかぬうちに構造体が腐ってしまっていた!」
ということにも繋がる可能性があります。
長い歳月を木の家で暮らすのであれば、内部結露への対策はきちんとした方がいいでしょう。
内断熱でも使用する断熱材や、施工方法によって、予防は可能ですがリスクはゼロではありません。
一方の外張り断熱は、隙間がないので結露の心配がありません。
木の家にとって家を支える木は命。
木材の劣化を防ぐためにも外張り断熱をおすすめします。

隙間が少ないからエアコン効率も良くなり、電気代を抑えることができます。

ご説明してきた通り、外断熱は、隙間なくすっぽり住宅を包み込むので隙間ができにくいのです。
対策が不十分な内断熱の家の場合、隙間を一軒分集めると窓一枚分にもなるといわれています。
窓をあけてエアコンを使っていてはもったいないですよね。
外断熱の家は気密性が高いといわれていますが、その理由をご理解いただけたでしょうか?

サイエンスホームは外断熱を採用しています。

今回は断熱方法の違いを紹介しました。
2種類の断熱方法には、メリットデメリットがありました。
当社では、気密性が確保でき、建物の劣化が起きにくい外断熱を採用しています。
長く住む建物を大切にするためにも、機能性の高い断熱方法をご検討ください。

この記事は私が書きました

サイエンスホーム浜松店 アドバイザー野末

こんにちは。サイエンスホーム浜松店設計部の野末です。私は2014年12月に静岡県浜松市にサイエンスホームで自宅を建てました。実際に暮らしてみる事で、サイエンスホームの建物の良さを日々体感しています。真壁づくりという日本古来の工法に、外断熱などの現代の技術を組み合わせたサイエンスホームの木の家は高気密・高断熱。真夏も真冬も梅雨時期でも、一年を通して本当にエアコン一台で快適に暮らす事ができています。
木に包まれた見た目も素敵なサイエンスホームの建物の魅力は、画面だけでは伝えきれません。
ぜひ、展示場や見学会に足を運んで頂いて体感して頂きたいと思います。

back to list

Page top